むし歯が進行すると、削ったり埋めたりの治療にはどうしても限界があり、やがて歯を失ってしまうことになります。その場合、入れ歯や差し歯といった方法で、日常生活に差し支えがないように治療をします。
でも、やっぱり自前の、本物の歯のほうがいのは言うまでもありません。
自分自身の歯を長く持たせるために一番大切なことは、むし歯や歯周病にならないことです。当然ですね、それは。
そのためにはどうすればよいか。三ヶ月から六ヶ月に一度、定期的に検診を受けに行き、歯のクリーニングをすることです。
歯についた汚れは「歯垢」になり、放っておくとそれは石のように硬い「歯石」になってしまいます。この「歯石」というのは、実は菌の塊です。そして、家庭での歯磨きでは取り除くことができません。虫歯の原因になる、大変厄介なものなのです。
皆さん、歯医者というのは歯が痛くなったら行くところだと思っていませんか？ 痛くもないのに行ったら笑われる、もしかしたらそう思ってませんか？
歯が痛くなるのは、むし歯や歯周病がかなり進んだ時です。痛くなってからだと、治療も痛いことが多いです。また治療の期間も長くかかり、当然お金もたくさんかかります。
そうなる前に、検診に行きましょう。歯を長持ちさせるために大切なことです。.
