近頃、大学病院などで「口臭外来」を設けているところもありますが、これは歯磨き不足・虫歯・歯周病のような歯科の範囲の原因だけでは解決できない、胃腸の病気よる内科、実際に口臭が強くはないのに気になる自臭症などの精神科にまたがる症例を扱う診療科です。
ただし、強い口臭の原因のほとんどは、歯茎が弱くなったことに始まる歯周病と虫歯、歯磨きのやりかたに問題がある場合で、これは内科や精神科に以前に歯医者での治療や指導が必要です。
日々の歯磨きのやりかたが間違っていたり、歯周病や虫歯を放置していれば口臭があって当然です。
日々の適切なブラッシングと、定期的な歯周病検査、クリーニングなどで、歯茎の健康を守ってください。
人間、歯磨きしてから時間が経過すると、多少の口臭はあるものですが、それでも度を越した口臭が解決しない場合に、大学病院の「口臭外来」を利用するのが良いかと思います。.