根っこの部分だけでも歯が残っている場合、根の部分に支えを埋め込み、プラスチック金属等で補強して土台を作り、その上に冠を装着する事を差し歯と呼んでる方もおられます。完全に歯が失われた場合には入れ歯もしくはインプラントを使用します。
歯が欠損するとその部分を回復するのに、ケースにもよりますが、入れ歯は保険適用されます。入れ歯により、元の歯の50%〜70%は復元できます。歯肉で力を支えてくれるので歯を削ってのブリッジよりは歯に負担をかけません。ただ、隙間からどうしてもものが入ってしまうので、着け外しをしてもらわなければならない短所があります。
ブリッジは着脱は不必要ですが、前後の歯だけで支えるので、歯には負担がかかります
それに対してインプラントは、非常にしっかりと歯が固定されるので、噛む力が落ちません。ただし、人工の歯の根をあごの骨に直接埋め込み、その上に人工の歯を固定するという、大変大がかりな治療です。
保険も適用されず、おおむね一本当たり300,000円前後かかります。
なお、当院ではインプラント治療は行っていませんが、ご希望があれば紹介させていただきます。