「単なるシュガーレスガムのこと？」
「口寂しい時のお菓子の代わり？」
デンタルガムは歯ブラシや歯磨剤と同じセルフケア用品です。
唾液には自浄作用、緩衝作用、再石灰化作用などがあります。
モノを咀嚼することで分泌される「刺激性唾液」は、通常の「安静時唾液」に比べると歯の表面の再石灰化を促す『重炭酸塩』という成分がなんと20倍も多く含まれています。
デンタルガムにより「刺激性唾液」をうまく活用するのも予防に効果的と思われます。
デンタルガムの成分
①POs-Ｃａ成分（水酸化カルシウム）の特徴
歯の内部まで染み込みやすいので歯を丈夫で健康にする働きがあります。
②緑茶エキス（フッ素含有）の特徴
緑茶は多くの食べ物の中でフッ素が豊富に含まれています。植物由来で安全。
フッ化物（緑茶エキス由来）は、POs-Ｃａ由来のカルシウムイオン化した状態で共存することができるため、歯に浸透しやすく再石灰化しやすい環境を作り出すことが出来ます。
よくある質問
①食べるタイミング？
毎食後の口腔内ｐＨが低下した時。食後に歯磨きが出来ないとき。
②どんな方におすすめ？
唾液の分泌量はストレスや内服薬の種類によっては影響を受けやすい他、柔らかい食べ物ばかりたべているとどうしても咀嚼回数が減ってきます。噛み応えのある根菜などを食事に加える他、デンタルガムもおすすめです。初期ウ蝕（白濁）、間食の多いかた、スポーツ飲料や健康酢飲料を常飲しているかたもおすすめです。.